ハイブリッド方式とは
こんにちは。ライトです。
今回は「ハイブリッド方式」について、考えてみましょう。
「ハイブリッド方式」とは、「積立方式」と「賦課方式」を組み合わせた方式でしたね。
一般的には、「確定給付型年金」と「確定拠出年金」、両制度の性質を併せ持つ方式を「ハイブリッド方式」と呼ばれています。
ここでまた難しい用語がでてきました(笑)
簡単に制度の内容を紹介しておきましょう。
「確定給付型年金」とは、将来受け取る年金給付額を決め、会社(もしくは、一部を従業員)が積み立て、会社が資産運用し、会社が従業員に給付する制度です。
「確定拠出年金」とは、会社(もしくは、一部を従業員)が積み立て、従業員自身で資産運用し、従業員に給付される制度です。
「資産運用」とは、お金を貯蓄したり、投資したりすることで、お金を増やしていくことです。
貯蓄とは、例えば、銀行にお金を預けて金利でお金を増やしていくこと。
投資とは、例えば、株式に投資して株の値上がり(売りから入ると値下がりでも)を狙うこと。
ただし「確定給付型年金」や「確定拠出年金」は私的年金であり、公的年金ではありません。
また、全ての企業が導入しているわけではありません。
ということは、国民の一部の方は、将来不安のある公的年金にしか加入していないということです。
よって、「ハイブリッド方式」を公的に取り入れていき、皆でいかに年金の財源を確保するかの検討が必要であると考えています。
まとめ
「ハイブリッド方式」とは「確定給付型年金」と「確定拠出年金」の両方の性質を併せ持つ年金制度です。