国民年金 厚生年金とは
こんにちは。ライトです。
今回は「国民年金」「厚生年金」の内容となります。
私は昔、「私は国民年金なんて払ってないよ。払っているのは厚生年金だけだよ!」
なんて、思っていました(笑)
このような間違った認識が今回改められます。
反省^^;
まず、公的年金の種類の一部を表にしてみます。
公的年金 | 付加年金など | 厚生年金 | 共済年金 | なし |
国民年金(基礎年金※) | ||||
加入者 | 自営業者など | 会社員 | 公務員 | 専業主婦など |
※老齢基礎年金,障害基礎年金,遺族基礎年金が含まれる
なるほど。
「公的年金」には、前回までに説明させて頂いた国民年金(基礎年金)の他にも種類があるのですね。
「国民年金」は、20歳以上60歳未満の全国民が加入する必要があり、義務となっています。
表の一番下の行を見てください。
自営業者、会社員、公務員、専業主婦など、社会で働いていない方も含めて、全ての方が加入者となっていますね。
さて「厚生年金」とはなんでしょうか?
加入者は、会社員となっています。
会社員ですので、20歳前でも勤めていれば自動的に加入することになります。
「国民年金」は20歳以上でしたね。
あと1つ。
重要な点があります。
「厚生年金」の支払い(保険料)中に、「国民年金」(基礎年金)が含まれています。
これで、
「私は国民年金なんて払ってないよ。払っているのは厚生年金だけだよ!」
なんて、間違った認識が改められましたね!
実はあなたも思ったりしてませんでした?
そう思っていたのは私だけではないはず!と思いたい(笑)
ですので、「厚生年金」だけの表を作ってみると・・・
公的年金 | 厚生年金 (国民年金も含む) |
加入者 | 会社員 |
こんな感じになりました。
これで、会社員は「厚生年金」だけを支払っているような表になりました。
はじめの表では「国民年金」も「厚生年金」も払っているように見えたりもしますからね。 ※ただし、便宜上、今後もはじめの表を用いさせてください。
まとめ
「国民年金」とは
20歳以上60歳未満の全国民が加入する必要があり、義務となっているもの。
です。
「厚生年金」とは
20歳前でも勤めていれば自動的に加入するもの。
また、「厚生年金」の中に「国民年金(基礎年金)」も含まれている。
です。
公的年金 | 付加年金など | 厚生年金 | 共済年金 | なし |
国民年金(基礎年金※) | ||||
加入者 | 自営業者など | 会社員 | 公務員 | 専業主婦など |
※老齢基礎年金,障害基礎年金,遺族基礎年金が含まれる
次回は、公務員や専業主婦の方を含めた「公的年金」の説明をさせて頂きます。