公的年金とは
こんにちは。ライトです。
前回のおさらいです。
「公的年金」とは、「国の保険」と思ってもらった方が分かりやすい。
ということでしたね。
そもそも、「公的年金」の意義って何なんでしょう?
「年金ねぇ。わたしはそんなものいらないわ。自分で貯金しておくから!」
なんて、言葉よく聞きます。
そういえば、私も昔、そんなことを言った覚えがあるような・・・(笑)
でも、自分で貯金するといっても、いくら貯めればよいかわかりますか?
あなたが何歳まで生きるかわかりますか?
私にはわかりません。
さらに、貯金ではまかないきれないものがあります。
それが保険色の強い公的年金「障害基礎年金」「遺族基礎年金」です。
そもそも、保険とはどのような意味なのでしょう?
偶然的事故の発生にそなえて最小の費用を事前に負担することによって,事故発生の際の経済的保障を達成するための経済的社会的制度。火災,盗難,死亡,傷害などの偶発事故の危険にそなえようとしている不特定多数の人に,事故発生率そのほかを考えて合理的に算出した金銭 (保険料) を醵出させて共同の資金をつくっておき,事故にあった加入者にその資金から給付を行うもの。出典:ブリタニカ国際大百科辞典
なるほど。
これは、あなたが、赤の他人の困っている人に対して、お金を払って助けてあげる、ともいえますね。
・・・”赤の他人”・・・
んー
ひっかかる言葉ですね
なぜ、知らない人を助けてあげないといけないんでしょう?
私も結構なお金を国に納めており、妻といつもブーブー言ってます(笑)
でも、その逆のことも考えてみましょう。
あなたのためにも、”赤の他人”がお金を払ってくれています。
あなたが、不慮の事故に見舞われて、体の半分が動かなくなってしまいました。
もう、今のように働けません。
そんなとき「公的年金」の恩恵に預かることになります。
”赤の他人”の人、ありがとう!なんて(笑)
ですので、そもそも知らない人に対して、お金を払っているという考え方ではなく、あなたのために払っていると思ったほうが良いでしょう。
そうでも思わないとやってやれない!と思ってしまう私もいますが(笑)
そして、あなただけでなく、何より 家族のための保険 とも言えます。
あなたに何かあったとき、最低限の助けになってくれるのが「障害基礎年金」「遺族基礎年金」でしょう。
民間の保険ではここまでの保障はなかなかできません。
あなた自身を含め、本当に困っている人を、みんなで支えあう。
そんな仕組みになっています。
まとめ
「公的年金」とは
65歳を超えてからお金をもらえるだけでなく、あなたに何かあったとき、あなた自身や、あなたの家族を守ってくれるもの
です。
次回は、「公的年金」をもう少し詳しく説明させて頂きます。